Kohei Blog

夫・父親・医療系エンジニア

【Tableau】何が人を幸せにするのか?世界幸福度調査を可視化してみた

Kaggleのデータセットの中で、World Happiness Report という世界幸福度調査を見つけ、日本の現状を知るために可視化してみました。

TableauPublic↓

public.tableau.com

データ出典 World Happiness Report | Kaggle

2019年日本は58位

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1位のフィンランドと比べるとこんな感じ

項目 日本 フィンランド
ソーシャルサポート 1.419 1.587
1人あたりGDP 1.327 1.340
人生の選択をする自由度 0.445 0.596
健康寿命 1.088 0.986
寛大さ 0.069 0.153
汚職の認識 0.140 0.393

特に、「ソーシャルサポート」、「人生の選択をする自由度」」が低かった。

「自分で選択できる自由度」と「人とのつながり」が重要

1位のフィンランドと日本を比べたときに、大きな差を感じるのは「人とのつながり」と「自由度」

自分自身で選んで進路を決定した人は、達成感や自尊心で主観的幸福度が高まると考えられています。

www.kobe-u.ac.jp

自己決定によって進路を決定した者は、自らの判断で努力することで目的を達成する可能性が高くなり、また、成果に対しても責任と誇りを持ちやすくなることから、達成感や自尊心により幸福感が高まることにつながっていると考えられます。

jibun-jiku.jp

また、対人関係の幸福度への影響についての研究が散見され、こちらも重要な指標みたいです。

http://www.ias.sci.waseda.ac.jp/GraduationThesis/2011_summary/1w080548_s.pdf

ソーシャルサポートに関しては、親世代との世代間ギャップが大きく、現代の考え方とのミスマッチでなかなかうまく行かないケースも出てきそうです。

北欧エリアの幸福度が高いのはなぜなのでしょうか? GDPについては大差がないのですが、国民のための政策が充実しているのか、、このあたりも深堀りしてみたい。