「なぜ」を突き詰めれば本質が見えてくる
物事の表面だけ見てない?
What → 目に見える形になったもの。情報や知識、具体的な行動
Why → 形の背景、理由、目的
物事の表面だけを見るか、物事の背景も含めてみるかの違いがある。
たとえば
今ある規則やルールは、作られた背景や目的がある。
作られた当時と違う状況になったとしたら、新しいものを作り直すことが必要になる。
What型思考の人は、過去の事例や成功体験をそのまま踏襲してしまう事が多い。
- どんな背景、目的があったのか
- それは現在の状況でも使えるものなのか
Whyの部分にも目を向け、使えない部分は積極的に変えていく。
ビジネスでの依頼者と解決者の関係
依頼者「○○を出してほしいんだけど」
解決者「わかりましたー!」
言われたことをそのままうけとって、即座に次のアクションに移っています。
これだと、使用目的がわかりません。
依頼者「○○を出してほしいんだけど」
解決者「○○でどんなことをするのでしょうか?」
依頼者「実は✗✗をやりたくて、○○のデータを使えないかと思って」
解決者「それなら△△がありますよ」
依頼者から言われた(What)を、「なぜ?」の一言で押し返す。
そこから抽出されたニーズや目的(Why)を解釈して、最適なWhatを提案し直す。
上司からの指示って、大体はWhatのみで降りてくる事が多く、その背景や目的の説明がされない場合がほとんど。
大抵の人はそのまま受け取って処理してしまいがちですよね。
なぜ?から思考がスタートする
なぜ?はその裏側を探りたいという意図で、物事の本質に迫っていく質問。
重要なのは、なぜ?を繰り返し問うこと。
「なぜですか?」と聞くと、毛嫌いされるケースが多いが、本質を見抜く訓練は必須だと思っている。
- 物事を疑ってかかる
- 他人と同じことをしない
- 性格悪くなれ!
- 考える孤独に耐えよ
Why型思考人間って、めっちゃ孤独やん。
確かに、人と会話していて「なぜ?」「その背景は?」みたいに聞かれたら、、会話したくなくなります。普段の会話でそこまで考えてないって。
ビジネス上で本質を考える場合には、どんどん使うべき思考法だとは思いますが、人とのコミュニケーションでは用法用量に注意ですね。
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