Kohei Blog

夫・父親・医療系エンジニア

表面的な事実だけで判断せず、背景や理由を推し量るWhy型思考

 

「なぜ」を突き詰めれば本質が見えてくる

 

 

 

 

物事の表面だけ見てない?

What → 目に見える形になったもの。情報や知識、具体的な行動

Why → 形の背景、理由、目的

 

物事の表面だけを見るか、物事の背景も含めてみるかの違いがある。

 

 

たとえば

今ある規則やルールは、作られた背景や目的がある。

作られた当時と違う状況になったとしたら、新しいものを作り直すことが必要になる。

 

What型思考の人は、過去の事例や成功体験をそのまま踏襲してしまう事が多い。

 

  • どんな背景、目的があったのか
  • それは現在の状況でも使えるものなのか

 

Whyの部分にも目を向け、使えない部分は積極的に変えていく。

 

 

ビジネスでの依頼者と解決者の関係

依頼者「○○を出してほしいんだけど」

解決者「わかりましたー!」

 

言われたことをそのままうけとって、即座に次のアクションに移っています。

これだと、使用目的がわかりません。

 

 

依頼者「○○を出してほしいんだけど」

解決者「○○でどんなことをするのでしょうか?」

依頼者「実は✗✗をやりたくて、○○のデータを使えないかと思って」

解決者「それなら△△がありますよ」  

 

 

依頼者から言われた(What)を、「なぜ?」の一言で押し返す。

そこから抽出されたニーズや目的(Why)を解釈して、最適なWhatを提案し直す。

 

 

上司からの指示って、大体はWhatのみで降りてくる事が多く、その背景や目的の説明がされない場合がほとんど。

大抵の人はそのまま受け取って処理してしまいがちですよね。

 

なぜ?から思考がスタートする

なぜ?はその裏側を探りたいという意図で、物事の本質に迫っていく質問。

 

重要なのは、なぜ?を繰り返し問うこと。

 

「なぜですか?」と聞くと、毛嫌いされるケースが多いが、本質を見抜く訓練は必須だと思っている。

 

  • 物事を疑ってかかる
  • 他人と同じことをしない
  • 性格悪くなれ!
  • 考える孤独に耐えよ

 

Why型思考人間って、めっちゃ孤独やん。

 

確かに、人と会話していて「なぜ?」「その背景は?」みたいに聞かれたら、、会話したくなくなります。普段の会話でそこまで考えてないって。

 

ビジネス上で本質を考える場合には、どんどん使うべき思考法だとは思いますが、人とのコミュニケーションでは用法用量に注意ですね。

 

 

 

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